貧しい者をしえたげる者はその造り主を侮る、 乏しい者をあわれむ者は、主をうやまう。
富める者と貧しい者とは共に世におる、 すべてこれを造られたのは主である。
貧しい者をしえたげて自分の富を増そうとする者と、 富める者に与える者とは、ついに必ず貧しくなる。
貧しい者をあざける者はその造り主を侮る、 人の災を喜ぶ者は罰を免れない。
貧しい者をあわれむ者は主に貸すのだ、 その施しは主が償われる。
神を愛する者は、兄弟をも愛すべきである。この戒めを、わたしたちは神から授かっている。
あなたは国のうちに貧しい者をしえたげ、公道と正義を曲げることのあるのを見ても、その事を怪しんではならない。それは位の高い人よりも、さらに高い者があって、その人をうかがうからである。そしてそれらよりもなお高い者がある。
主は言われる、「貧しい者がかすめられ、 乏しい者が嘆くゆえに、わたしはいま立ちあがって、 彼らをその慕い求める安全な所に置こう」と。
貧しい人たちはいつもあなたがたと共にいるが、わたしはいつも共にいるわけではない」。
隣り人を卑しめる者は罪びとである、 貧しい人をあわれむ者はさいわいである。
あなたがたは互に欺いてはならない。あなたの神を恐れなければならない。わたしはあなたがたの神、主である。
貧しく乏しい雇人は、同胞であれ、またはあなたの国で、町のうちに寄留している他国人であれ、それを虐待してはならない。
貧しい者を道から押しのける者がある。 世の弱い者は皆彼らをさけて身をかくす。
利息と高利とによってその富をます者は、 貧しい者を恵む者のために、それをたくわえる。
あなたの兄弟が落ちぶれ、暮して行けない時は、彼を助け、寄留者または旅びとのようにして、あなたと共に生きながらえさせなければならない。